~我ただ足るを知る~

Learn as if you will Live Forever, Live as if you will Die Tomorrow.

岡山生活

2週間前から研修で岡山の地方にきている。
まぁ周りにはなんにもない。
娯楽がないのは構わないが、PCネット環境がないのは正直つらい。

最近は本の虫になっている。頭使わんでいい小説メインやけど。あと1週間強あるのにもう手持ちのほとんどを読んでしまった。
昨日はベタにも映画化で話題になった悪の教典を読了。ホラー要素ありで喜志裕介の原点のような作品だった。
個人的には「新世界より」のようなめちゃくちゃな世界観を期待してたので、やや裏切られたような感覚。

その一方で勉強時間は減っている。
このままではいけない。自分で掲げたノルマはなんとしても達成しないと。
一回自分を裏切ったら、同じ言い訳でそれに甘んじてしまいそうだから。

自分にはなんら具体的ではないが、漠然とした方向性はある。これが正しいかわからんけど、今のちっさい脳ミソで考えれるのはこの程度。

(こうやってそもそもなんでやってるかを確認してやる気を維持する作戦)


周りはなんもしてないかもしれないけど、やってるやつはやっていることを知っている。

(こういうことを明言して己のやる気を出す作戦)



土日のどっちかはひとり街へ繰り出そう。もう読むものもないから買いたさなければ。あとちゃんとしたコーヒーが飲みたい。いい気分転換なれば成功や。

もうどっちかの休日は村の図書館へ行こう。
独特の匂いと雰囲気を嗜もう。

下流志向/内田樹

内田先生のブログは何度か拝見したことがあるのですが、

恥ずかしながら本はこれが2冊目。

 

教育の本質に触れる文章が散りばめてあった。

特に印象深かった論議をいくつかピックアップ。

 

 

①答えられない質問には答えなくていい

 

「どうして学校に行くの?」

「どうして人を殺してはいけないの?」

子供ができたらこのような質問は想定できる。

これの正しい答え方は、絶句すること、らしい。

絶句・・といえども、それは一つのコミュニケーションなんでしょう。

なんでも答えるのが教えるってことじゃないねんな。

 

 

②教育を受益してる人は、教育課程が終わる直前になるまで、自分がどのような利益を受けているのか言えない。

 

これはそうなんでしょう。

自分が教育によって授かった利益なんて全部あとづけなんやと自分は思ってる。

得ようとするものを予測することはできるけど、実際何を学んだのかは終わってみないとわからんやんな。

(と、絶賛新入研修中の自分に言い聞かすことにしておこう)

 

 

③自分探しの旅の本当の目的は、「出会うこと」ではなく「自分の外部評価をリセットすること」

 

僕は大学時代にいろんなとこに行ったけど、それを「自分探しの旅してきたぜ!」なんて恐れ多くて言えへんな・・

でも確かに2か月くらい旅に出たのち、帰国して友人などに会うと、どこかしら相手からの目線が違うような気がしないでもない。

それはまるで旅によって、生まれ変わった自分を見るよう。

そんな変わるわけあるかーい。

 

 

④消費行動は本質的に無時間的な行為

 

最近は何か物を買うたびに「消費」か「投資」かを考えちゃう嫌な大人になってきた。

考えた結果、消費も見方によっては投資に見えなくもない、かもしれないときもある。

そんな悩める自分の思考を内田先生が消費の定義をしてくれたおかげで、解決できるのかもしれない!

ちなみに僕は消費行動は必ずしも悪ではないと思ってます。

合理的に生きるだけが最高の生き方ではないわ。

 

 

⑤弟子が師匠の持っている技術は自分のそれと比較考量可能であると考えたときに、師弟関係は破綻する。

 

まさにこれ。

恐らくほとんどの人の身近な師匠は両親になると思う。

自分の父においても、技術うんぬんを定量的に比較して語れる存在ではない。

一生抜かすことのできない存在。

 

もし自分が、

いつまでも尊敬される存在でありたい。

いつまでもついてきてもらえる存在でありたい。

 

って思ってるなら、

尊敬されるポイントは具体的な数値に落とし込めないレベルになっていなければならない。

そしてそれを維持し続けなければならない。

 

僕はそんな大人になりたい。

 

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)

頭の良し悪し

頭が悪くていやになった。

 

最近電車の中で工業簿記の勉強してる。

今日は「公式法変動予算の差異分析」ってところまでいけた。

なんか変なグラフがでてきた。

 

所詮、一次関数。余裕。

 

と思ったが、初読でまったく理解できず。

2回目、3回目もゆっくり読んだ。けどよくわからん。

例題みて、具体的な数字追って、ようやくざっくり理解。

 

この間、なんと30分である。

 

なんで理解できないのか。

情報量の少なさ、やろな。

文字やから得られる情報に限りある。

資格の学校とか行く人って、こういう考える時間をお金で買ってるんやな、と思った。

 

あたまいい人は、少量の情報から、頭の引き出しと今まで培ったロジック引っ張り出して、仮説つくって、その仮説が正しいか原文と読み合わせ検討して、「あ、やっぱ正しい。こういうことね」ってのが瞬時にできるんでしょう。

 

僕の場合、

①仮説つくるのに時間かかる。

②知識(常識)がない。

 

まず①。

文章からいろいろくみ取るの苦手。

でも、理系的な情報から仮説作るのは得意かも。

その証拠に、例題の具体的な数字みたら理解できたもん。

だてに3年も研究していたわけではない。

 

②は勉強あるのみですねm(_ _)m

 

 

あーだこーだ書いたけど、結局頭いい人は、頭のロジック組立が半端ない。

インターンとか就活でいろいろ知ってしまったわ。

 

義務教育からやり直したいorz

自分の未来

受験勉強の時、毎日お世話になった図書館へ行った。

初心に戻る思いです。

あれから7年経ったけど、中はあんま変わってない。

 

いつもの机。いつもの席。いつもの場所。

 

むしろ変わったのは自分。

いい意味か、悪い意味か、は不明。

 

変わってない部分もある。

コンフォートゾーンに依存しないこと。

 

社会人なってわかったことがある。

ぶっちゃけ毎日遅刻せず出社すればヘラヘラしてても、それなりのポジションに入り、それなりの給料をもらい、それなりの仕事をすることができる。

 

これっておもろい???

 

自分は、未来が見えた時点でその興味を失う。

大学中退したのも、研究職いかんかったのも、多分これが理由。

そういう人間やねん。

 

とりあえず今は何も社会のことがわからないから勉強してる。

世の中のことがわからなすぎてむかついている。

理解したい。したくてたまらない。

はよ自分の未来が観たい。

 

こんなこと考えながら毎日を必死に生きるのが好きなんです。